2016年4月アーカイブ
2016年4月27日
第280回 目指す売上によって、選ぶ代理店は変えるべき
自社が目指すべき売上規模や現状のステージによって、代理店の「マインドセット」や「スキルセット」を見極めて選ぶべきです。では、ステージによって必要なスキルセットとは何なのか、どのように見極めるべきなのか、マインドセットを知るためにどうやって本音を引き出すべきなのか、森辺一樹が解説します。そして最後には代理店との交渉におけるポイントの「まとめ」をお伝えします。
2016年4月24日
第279回 代理店と交渉する前に、まず知っておくべきこと
ディストリビューター(代理店)と対等に話を進めるためには、まず「マージン構造を理解する必要がある」と森辺一樹は言います。マージンについては100社いたら100社違う要求してくる現実があります。その背景について解説しつつ、ディストリビューターの相対比較をするために知っておくべきディストリビューターの「マインドセット」と「スキルセット」についても触れていきます。
2016年4月20日
第278回 なぜ、代理店との関係性が行き詰まってしまうのか?
海外事業において代理店と組んで展開をしていった際、「行き詰まってしまって方向転換もできなくなった」と相談を持ちかけられるケースが多々あります。今回は、代理店との関係性が行き詰まってしまう理由や、その解決方法について解説してまいります。また、代理店との事前の打ち合わせで「適正な利益を算出しておくこと」の重要性についても森辺一樹が説いていきます。
2016年4月17日
第277回 代理店を選んでから契約するまでに注意すべきこと
チャネルを構築する際には、代理店を選定し最終的に契約を結ぶ流れがあります。その「ラストワンマイル」の交渉においては何をすべきなのでしょうか?森辺一樹は、「条件」と「ストラテジー」をしっかり詰めなさい、と忠告します。その事前の交渉をすることで、後にどんな効果があるのか、また、代理店と交渉するうえで押さえるべき2つのポイントについて解説してまいります。
2016年4月13日
第276回 中国でのチャネルデザインはどのように考えるべきか
「巨大な中国でチャネルを構築する際にはどうしたら良いか」とよく聞かれますが、森辺一樹は「エリアベースのデザイン」と「小売りベースのデザイン」の2つの軸から考えるべき、と言います。今回も上海より、チャネルをデザインするうえで押さえておきたい小売りの「棚貸し」という仕組みや「バイヤー」の特徴、さらには中国で直販を展開することの重要性についてお伝えします。
2016年4月10日
第275回 中国での「現地化」はどこまで進んでいるのか?
スパイダーでは中国関連の相談も多くいただいていますが、今回は日系企業の中国でのビジネスがどの程度進んでいるのかを上海よりお伝えしてまいります。組織の作り方はどのように変化しているのか、伝統小売(TT)と近代小売(MT)の比率や、その背景について言及。森辺一樹は「日系企業は中国でもっと戦略的に直販すべき」とこぼしますが、その理由も解説します。
2016年4月 6日
第274回 代理店活用の「PGモデル」と「ネスレリーバモデル」とは
「ステージ別の代理店戦略」の理想形として、先進グローバル企業はディストリビューターをどのように活用しているのでしょうか。今回は、P&Gの戦略である「PGモデル」と、ネスレやユニリーバの戦略である「ネスレリーバモデル」について森辺一樹がご説明いたします。また、彼らが自社ビジネスの中でディストリビューターをどのように位置付けているのかも解説します。
2016年4月 3日
第273回 自分たちのステージ別に代理店を考えよう
「一か国一代理店ではダメだ」という話を少し前にしたところ、大きな反響がありました。今回は、「一か国一代理店ではダメだ」という2つの理由や、どんなステージで幾つぐらいの代理店を使うべきなのか、といった「ステージ別の代理店戦略」についてお伝えします。日系企業が陥りがちな「代理店との悪い関係性」についても事例を挙げながら解説していきます。