2014年3月アーカイブ

2014年3月31日

第80回 グローバル・チャネル戦略 インドネシア編

チャネルの重要性が益々高まっていく。日本の営業力はインドネシアでは通用しない、そうなると日本企業はグローバル・マーケティングの中でもグローバル・チャネル戦略をきちんと構築すべきである。欧米メジャーはそもそみマーケティング力が強くチャネル戦略が明確にある。
自分たちの商品を流通させるチャネル・マーケティングに投資すべきである。


2014年3月29日

第79回 ディストリビューターの活用方法 インドネシア編

ディストリビューターの活用方法にまだまだ改善余地があるのではないか?ネスレ、P&G、unileverなどディストリビューターの活用方法がアジア新興国でのシェアに比例している。
自社で直販する所とディストリビューターと一緒につくる所を明確に線引きすることにより、まだまだ日本企業はアジア新興国のシェアを
伸ばせるはず。
10-15年後にどのような戦略を描くのか?長期的な視野を持てるかどうかが非常に重要になってくる。


2014年3月27日

第78回 日本車率が非常に高い国 インドネシア編

日本車のシェアが非常に高い親日のインドネシア。流通構造は3つに大きく分かれる。日本で発行される文献だとModern Trade とTraditional Trade の2つであるが、この中間にGeneral Trade が存在する。GTとは、イメージ的には地方スーパーであり、TTはワルンという形態が230万店が存在する。
これらの複雑な流通構造を紐解くことが戦略構築の第一歩である。


2014年3月25日

第77回 ジャカルタに経済が集中 インドネシア編

2億4000万人以上いる人口、さらに平均年齢が27.8歳となる。宗教は88%がイスラム教。1万4000以上の島が点在するが、大きく6つの島に分かれている。経済面では2004年4月にインドネシア初の国民投票にて選出されたユドヨノ大統領が就任してから急成長した背景がある。


2014年3月18日

第76回 飴も1個から買える小売り フィリピン編

サリサリとはいろいろという意味。フィリピンの伝統的小売りは一般的にサリサリストアと呼ばれる。昔の駄菓子屋のイメージであるが、入り口には鉄格子がかかっており盗難防止策をとっている。このサリサリはフィリピンに70万とも100万件存在するとも言われている。食料品から日用品まであらゆるモノが売っているサリサリストアは庶民が常に訪れる。サリサリストアの特徴は何と言ってもバラ売り。ガムも飴もタバコも何でも1つから購入できる。フィリピン市場は今後も益々注目されていくので、是非皆さんも1度は訪れてみて下さい!


2014年3月15日

第75回 コストコのフィリピン版とは? フィリピン編

フィリピンにもコストコが存在する。S&Rというピュアゴールドグループが運営する会員制ショッピングセンターがフィリピンにも存在する。正にフィリピン版コストコである。誰もがフィリピンでお金を払って会員になってショッピングをするとは考えにくいなか、先行投資をしているピュアゴールドグループは非常に戦略的である。S&Rに来ている人たちは、運転手付き、メイドさん付きで如何にも富裕層のお客さんがきているイメージがある。今後、このコストコのフィリピン版であるS&Rがどこまで成長するか1つ注目である。


2014年3月12日

第74回 GDPと街の明るさは比例する フィリピン編

タイ、インドネシア、フィリピンの1人当たりのGDPと街の明るさが比例している。フィリピンの1人当たりのGDPは2500ドルを超えた所であり、まだ町並みは暗いイメージがある。またまだ個人のキャッシュフローがわるい為、給料日が15日と30日と2回ある。しかし、これから急成長する市場であり、フィリピンの所得があがっていくに連れ消費市場も拡大されていくのは確実である。


2014年3月 9日

第73回 ASEAN6とはなにか? フィリピン編

シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンを森辺はASEAN6と呼ぶ。フィリピンはルソン、ビサヤス、ミンダナオの3つの島に分かれる。人口は9600万人を超え、2020年には1億人を超える巨大な消費市場となる。町並みにはスターバックス、マクドナルドなど欧米系のチェーン店が立ち並ぶ一方、日本でおなじみのセブンイレブンやミニストップも非常に多い。引き続き、4回に渡りフィリピン・マニラからお届けします。


2014年3月 6日

第72回 グローバル・チャネル戦略

アジアでチャネルつくっていくにあたって社内に何人適性な人がいるか?いない場合は外部を使って、時間をお金で買っていくべきである。グローバル展開は精神論・根性論で通用する訳ではなく、戦略性をもって展開していくべきである。市場・競合・流通環境をすべて可視化していく。グローバル・チャネル戦略は絶対的に【全体最適】でなくてはいけない。


2014年3月 3日

第71回 サイダーとスプライトの違い

日本企業がいま注目しているインドネシアで話をすると、伝統小売りはワルンと呼ばれている。このワルンはインドネシアでは250万店舗あると言われている。この市場をとっていかなければいけない。日本企業はすべてのワルンと直接取引することは不可能であり、どのような流通構造を築くのかが非常に重要である。三ツ矢サイダーはこの流通網がなく、スプライトはこの流通網を築いている。このディストリビューションチャネルを如何に築いていくのか、それを日本企業も真剣に考える時代になってきている。


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