2017年11月アーカイブ
2017年11月29日
第432回 狙うべき"中間層"と、異なる"プレミアムの定義"
前回、森辺一樹は「プレミアム戦略は大反対だ」という話をしましたが、では具体的にアジア新興国ではどの層をどのように狙っていけば良いのかというと「中間層」だと森辺は明言します。今回は狙うべき「中間層」についての話を展開しますが、それだけでなく「日本企業は"プレミアム"への考え方が中途半端だ」とも指摘します。具体的にヨーロッパ企業と日本企業で異なる「プレミアムの定義」についても森辺が詳しく言及してまいります。
2017年11月28日
第431回 アジア新興国での「プレミアム戦略」なんて大反対
日本企業のIR資料を見てると、アジアの富裕層を狙っていく「プレミアム戦略」というワードが目につきます。しかし、森辺一樹はプレミアム戦略に対して「大反対だ」と言い切ります。プレミアム戦略を進めるくらいならアジアに出る必要性はなく、日本の地方都市でビジネスをしているほうがラクだとも言います。では、なぜそこまで言い切れるのか。逆に"プレミアム戦略を考える余地があるケース"とはどのような場合なのか、などを解説します。
2017年11月26日
第430回 戦略を作るための投資をしなければならない理由
前回に続き"戦略"について深く掘り下げて考えていきます。外資系の先進グローバル企業と日本企業の大きな違いとして、「現地でのPRなどに大きな投資をしている」という点が挙げられますが、これは資金に余裕があるからではなく"戦略"があるから資金を使えているのだ、と森辺一樹は言います。今回は、戦略の重要性だけでなく、具体的にどこまで考えるべきなのか、さらに、「戦略を作るための投資」をすべき理由についても語ります。
2017年11月23日
第429回 日本企業の戦略の作りかたは、何故ダメなのか?
今回から4回にわたって"戦略"について深く掘り下げて考えていきたいと思います。まずは、そもそも森辺一樹が考える"戦略"とは何なのでしょうか。また、アジア展開に成功している欧米の先進グローバル企業の戦略の特徴とはどういったもので、それに対して日本企業のダメな戦略の作りかたとはどういったものなのか。さらに、日本企業の戦略の作りかたが何故ダメなのか、という点に至るまでベトナム・ホーチミンから解説していきます。
2017年11月15日
第428回 ASEANへの参入を考える際の"仮説の立て方"とは
過去2回お届けしてきた『ASEAN参入戦略』について、まとめとして「どのような事前準備をしていけば良いのか」をお伝えしていきます。「日本企業はミクロ環境分析が弱い」と指摘をする森辺一樹が、3Cをどのように使うのか、3Cがなぜ重要なのか、"仮説を持つ"ということの重要性は何なのか、などを改めて解説します。そして、成功する企業の考え方として実際にASEANへの参入を考える際の仮説の立て方についてもレクチャーいたします。
2017年11月12日
第427回 情報を集めて"3割の仮説"を持つことが重要だ!
「上手くいっている企業は情報を持っている量が多い」と前回お伝えしましたが、具体的にどんな情報を持っていると上手くいきやすいのでしょうか? この問いに森辺一樹は、マクロ環境とミクロ環境、つまり「市場の情報」と「競合の情報」だと回答します。今回は、これらの情報収集を行って最初に"3割の仮説"を持つことの重要性について話を進めていきます。仮説を立てたら次に何をすることでアジア展開は上手くいくのでしょうか。必聴です。
2017年11月 8日
第426回 アジアで上手くいく企業、上手くいかない企業の差
アジアでのビジネスが上手くいっている企業と上手くいっていない企業にはどのような差があるのでしょうか?まず、上手くできる、上手くできないの前に「どれだけ上手くいきたいと思っているか」という"本気度"が重要だと森辺一樹は言います。そして他にも、言い訳をしない「行動力」や、3割程度を占めるという「準備」、それから上手くいっている企業が多く持っている「情報量」などに触れながら、上手くいく企業について解説してまいります。
2017年11月 1日
第425回 結局、南アフリカツアーはどんなツアーだったのか
9月末から催行された「米倉誠一郎と行くビジネス新大陸南アフリカツアー2017」について語る最後の回ですが、毎年開催し今年で6回目となった本ツアーを何故開催し続けているのか、どのような良さがあるのか、など"まとめ"的に振り返ってまいります。最高齢の参加者である、千葉でメガネチェーンを経営されている社長の話をはじめ、参加された方が何を感じたのかなどもお伝えします。また、来年の訪問先の予想も併せて行っていきます。