2016年2月アーカイブ
2016年2月28日
第264回 なぜ海外への参入時期が遅れてはいけないのか
「海外参入へのスピード」が、アジア新興国のチャネル作りで外してはいけないポイントの3つ目として挙げられます。では、なぜ海外への参入時期が遅れてはいけないのでしょうか。今回は、上げなければいけない「3つのスピード」について解説します。また、チャネル作りの4つ目のポイントとして挙げている「導入期戦略の違い」の前半として、ASEANの小売りの未来についても言及していきます。
2016年2月24日
第263回 チャネル作りにおいては国別投資に強弱をつけよ
アジア新興国のチャネル作りで外してはいけないポイントの2つ目として、「国別投資の強弱をつけること」を挙げています。「御社はなぜその国を選びましたか?」と理由を聞いても、明確な答えや戦略を持たない企業がほとんどだ、と森辺一樹は指摘します。では、どのような判断軸で国を選べば良いのでしょうか。実際に強弱をつけている事例として紙おむつの市場を取りあげながら解説します。
2016年2月21日
第262回 アジア新興国では中間層獲得戦略からブレるな
今回より、"アジア新興国のチャネル作りで外してはいけないポイント"を4つほど挙げていきます。まず1つ目は、「中間層獲得戦略からブレないこと」です。中間層獲得戦略からブレて成功している企業は存在しないと言い切る森辺一樹が、詳細を解説していきます。他にも、「ブランディングとターゲティングの違い」について、ゴディバやキットカットの例などを取りあげながらお伝えします。
2016年2月17日
第261回 チャネルビジネスをするために日本企業がすべきこと
日本でいくらいい商品を持っていても、アジアをはじめグローバルに展開するには考えなければいけないことがあります。今回は日本企業の考え方がどのように変わったらグローバルで成功することができるのか?というお話をさせていただきます。海外での成功事例としてコーヒーキャンディ「KOPIKO(コピコ)」を挙げつつ、チャネルビジネスを進めるべき日本の商品として龍角散の「のど飴」の話も交えながら解説します。
2016年2月14日
第260回 「チロルチョコ」「うまい棒」のグローバル展開の可能性
中小企業であっても一点突破の商品を持つ会社なら輸出ビジネスではなくチャネルビジネスをすべきだ、と森辺一樹は言います。具体的に、「チロルチョコ」「うまい棒」「エースコック」「パインあめ」などを例に挙げながら、中小企業が世界で成功すると思える3つの魅力についてお伝えします。また、それら中小企業がどのように海外チャネルを攻略していくべきなのか、といった流れについても解説いたします。
2016年2月10日
第259回 グローバル先進企業が成功している真の要因とは
P&Gやユニリーバなどのグローバル先進企業が海外展開に成功しているのは、何が要因なのでしょうか。重要なのは、「商品に強さがあることだ」と森辺一樹は言います。今回は、グローバル先進企業が持つ強い商品の例を挙げながら、成功要因を探っていきます。商品力の強さだけでなく、「世界標準化させる」という戦略や、導入期に経営資源を徹底的に集中させるという戦略についても言及していきます。
2016年2月 7日
第258回 海外展開に成功している日本企業は何をしているのか
今回は、実際に海外展開で成功している日本企業をいくつかピックアップし、どのような戦略をとっているのか解説します。具体的に成功している企業とは、ヤクルトやユニ・チャーム、味の素やサロンパス(久光製薬)、ピジョンなど。これら企業の戦略とは何か、ヤクルトは海外で何をやっているのか、ユニ・チャームがASEANでどれくらいのシェアを獲得しているのか、事例を織り交ぜながらポイントをお伝えします。
2016年2月 3日
第257回 日本企業が持つディストリビューターへの誤解とは
多くの日本企業がディストリビューターを日本の感覚で定義してしまい大きな間違いに繋がっている、と森辺一樹は指摘します。今回は、そもそもディストリビューターとはどのような役割なのか、そして日本とASEANでのディストリビューターの捉え方や定義はどのように違うのかをお伝えします。また、ASEANに進出する場合に知っておくべき2パターンのディストリビューターについても解説いたします。