2015年12月アーカイブ
2015年12月27日
第248回 「チャネルづくりの重要性」に気づいた企業が多かった一年
グローバルマーケティングにおいて、2015年はどんな年だったのでしょうか?年内最後となる今回は、2015年がどのような年だったのかを振り返ります。森辺一樹は、大きな動きとして「チャネルづくりの重要性」に気づいた企業が多かった一年だと言います。モノづくりからチャネルづくりへのシフトがようやく始まったのでしょうか。最後には、森辺一樹より来年に向けてのメッセージをお伝えします。
2015年12月23日
第247回 ディストリビューターとの関係性はどのように築くべきなのか
海外に進出する日系企業で、ディストリビューターとの関係性をしっかり築けている会社は非常に少ないです。今回は、「現状のディストリビューターとの関係性とその問題点」や、「使ってはいけないディストリビューターのポイント」、「ディストリビューターを訪問した際に考えるべきこと」など、ディストリビューターとの関係性についてお伝えします。最後には「究極の理想形」についても少し触れます。
2015年12月20日
第246回 近代小売(MT)と直販しない企業は間違っている
近代小売(MT)に対してディストリビュータ経由で取引している日本企業が多く見受けられますが、これは間違っていると森辺一樹は言います。「先進グローバル企業でMTをディストリビュータ経由でやっているところなんてない」と言い切る森辺が、今回は「MTと直販するメリット」や、「なぜ間違ってしまうのか」、「なぜ直販ができないのか」といった根本の問題にも触れていきます。
2015年12月16日
第245回 ディストリビューションネットワークをデザインしよう
日本企業は、アジア新興国におけるディストリビューションネットワークの築き方に間違いがちであると森辺一樹は指摘します。具体的には、「1か国1代理店制度」が間違いではないかと言及します。今回は、ディストリビューションネットワークをどのようにデザインしていくべきなのか、売り上げ規模がどのくらいになったら複数代理店を活用すべきなのか、といった話をしてまいります。
2015年12月13日
第244回 森辺一樹が考えるグローバルマーケティングとは
海外展開をする際にはグローバルマーケティングの基本を押さえておかなければいけません。今回は「"消費者に何を求めさせるのか"がマーケティングである」「海外の先進国は"企業の顔が明確になっている"」「日本の市場とグローバル市場の大きな違い」など、森辺一樹の考えていることを様々な事例を交えながら解説していきます。
2015年12月 9日
第243回 早く海外に進出しなければいけない2つの理由
日本企業が海外展開をする際によく言われるのが「遅い」というキーワード。では、そもそもなぜ海外展開の動きを早くしなければいけないのでしょうか。森辺一樹は2つの理由があると言います。今回は、早く海外に進出しなければいけない理由を解説しながら、チョコレートなどを題材に日本企業が陥りがちな「消費者調査」や「現地適合化」の落とし穴についてお伝えしてまいります。
2015年12月 6日
第242回 日本企業と欧米企業で異なる「契約書」のとらえ方
海外でビジネスを進めるうえで「契約書」は欠かせません。今回は、日本企業と欧米企業での契約書のとらえ方の違いについて考えます。また、契約書に対する向き合い方の違いだけでなく、「空気を読むことの良さと悪さ」や「調整をします」というようなニュアンスの日本語についても言及します。さらに、森辺一樹が判断を間違えないために海外で気をつけていることもお伝えします。
2015年12月 2日
第241回 日本企業のリージョナルヘッドクオーターは機能しているのか
今回は、かつて森辺一樹も生活をしていたシンガポールよりお届けするのですが、シンガポールはこの数十年で製造拠点から販売拠点へと変化をしてきました。現在はリージョナルヘッドクオーターとしての機能を持たせる日本企業も多くなりましたが、リージョナルヘッドクオーターの「あるべき姿」と「実態」との乖離について様々な指摘をしていきます。